唾液ローションはやってはダメ!やってはいけない理由や代案を紹介
唾液ローションとは、性器に唾液を付けることです。ローションや潤滑ゼリーの代用として行われることがありますが、実はさまざまなリスクがあります。この記事では唾液ローションでのプレイがダメな理由を詳しく紹介します!
ペニスを挿入する段階になったとき、女性の膣が濡れておらず挿入しにくかった経験をした男性もいるでしょう。その際、手軽にできるので唾液をローション代わりにしてしまう方もいるかもしれません。
しかし唾液をローション代わりにするのはNGです!
唾液ローションは、男性、女性ともに身体に悪影響を及ぼす可能性があります。なぜ唾液ローションをやってはダメなのか、この記事では唾液ローションのリスクや代わりの方法を紹介!
正しい知識を得てパートナーと安心・安全なセックスを楽しみましょう。
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唾液ローションとは?
唾液ローションとは、性器に唾液を付けてローションや潤滑ゼリーの代用にすることです。ローションや潤滑ゼリーよりも手軽で、お金もかからないことに利点を感じている方もいるでしょう。
しかし、唾液には多くの細菌がいるため、感染症にかかってしまうリスクがあります。口の中には約700種類の菌が、唾液の中には約1億個の菌があると言われているほどです。
Q3.口内にはどのくらいの数の菌が、何種類くらいいるのでしょうか?
菌の数は、1mlの唾液中に10の8乗個・1億個くらい。種類は分かっているもので、だいたい700種です。
歯の教科書|【教授に聞く】口内細菌を“0”にしてはダメ!お口の細菌とはどう付き合うべきかより引用
上記を見ると、多くの菌を含んだ唾液を女性器に当てる唾液ローションが、いかにリスクが高いことかがわかるでしょう。
唾液ローションがNGな理由とリスク
ここからは、セックスで唾液をローションの代用にすることがダメな理由とリスクをより詳しく解説します。
【唾液ローションがNGな理由とリスク】
- 細菌性膣炎になる可能性があるから
- カンジダ菌が増殖してカンジダ膣炎になる可能性があるから
- 膀胱に細菌が入って膀胱炎になる可能性があるから
自分だけではなく、パートナーも傷つけないようにきちんと確認しておきましょう!
細菌性膣炎になる可能性があるから
唾液ローションをすると、細菌性膣炎になる可能性があります(※1)。細菌性膣炎とは、膣の中に細菌が増えたことで炎症を起こしている状態のことです。
免疫力が下がったり外部から膣内に雑菌が侵入したりすると、膣内の雑菌が増殖して細菌性膣炎の原因になります。
つまり細菌を含んだ唾液をローション代わりにするのは、膣内に雑菌を侵入させていることと同じなため、細菌性膣炎になりやすくなるということです。
細菌性膣炎になると、膣に痒さや痛みが生じたり、おりものの量が多くなったりする場合があります。膣内環境が乱れることによって、悪臭が発生することもあります。
参考※1:東京の性病専門 パーソナルヘルスクリニック|おりもの増加!細菌性膣炎とは?3つの原因行為と治療・対処法
カンジダ菌が増殖してカンジダ膣炎になる可能性があるから
膣内にいるカンジダ菌が増殖してしまうと、カンジダ膣炎になってしまう可能性もあります。カンジダ菌は常在菌のため、性行為をしなくても体内にいる菌です。
カンジダ膣炎になると、セックスするときや排尿をするときに性器周辺に痒みや痛みを感じる場合があります。人によってはヨーグルトのような白いおりものができることも(※2)。
カンジダ菌を予防するには、清潔かつ乾燥した状態を保つことと接触感染を避けることが大切です(※3)。つまり、唾液ローションでクンニやコンドームなしの挿入をすると発症リスクを高めます。
予防方法に従って、安全なセックスを心がけましょう。
参考※2:医)新宿レディースクリニック会 新宿レディースクリニック|カンジダ膣炎
参考※3:性病専門のあおぞらクリニック新橋院・新宿院|カンジダ
膀胱に細菌が入って膀胱炎になる可能性があるから
唾液の細菌が膀胱に入ってしまうと、膀胱炎になる可能性があります。膀胱炎は腸内細菌が外部から膀胱へと侵入することで起こる病気です(※4)。
男性、女性ともになる病気ですが、女性が特に多いと言われています。理由は男性よりも女性の方が肛門から尿道までの距離が短いためです。
膀胱炎になると、排尿時に痛みを感じるほか、排尿の回数が多くなったり、少量の尿しか出なくなったりする人がいます(※5)。
膀胱炎の予防方法としては、水分を取ったりセックスの後に排尿したりすると効果がある、と言われています(※6)。
参考※4:いまもと泌尿器科クリニック|膀胱炎(ぼうこうえん)
参考※5:泌尿器科きつかわクリニック|急性単純性膀胱炎
参考※6:医師が作る医療情報メディア|~膀胱炎の予防法を解説~ 辛い症状を防ぐには?
唾液ローションの代案
ここからは唾液ローションの代案として、膣周りを滑らかにできる2つの方法を紹介します。
一つは1,000円前後で誰でも簡単にできる方法で、もう一つはお金がかからないものの少し難易度が高い方法です。2つの方法を確認して、自分に適しているほうを取り入れてみてください!
ローションや潤滑ゼリーを使う
一つはローションや潤滑ゼリーを素直に使う方法です。ローションや潤滑ゼリーはドラッグストアなどで販売されており、1,000円前後で購入できます。コンビニには売っていません。
ローションや潤滑ゼリーの使い方は簡単で、清潔な手に500円玉程度の量を出し、女性のデリケートゾーンにそっと塗るだけです。これで唾液をローション代わりにしなくても、膣周りを滑らかにできます。
なお、ローションや潤滑ゼリーは膣の中まで塗る必要はなく、塗るのは入り口だけです。彼女から塗ってほしいと頼まれた際は、塗る場所を間違えないようにしましょう。
【ローションと潤滑ゼリーの使い方を学ぼう!】
ローションプレイとは?やり方や楽しみ方、注意点などについて紹介
潤滑ゼリーの使い方は?ローションとの違いや選び方も紹介!
前戯を丁寧におこなって膣を濡らす
前戯を丁寧におこなえば、唾液ローションなどをしなくても膣周りを滑らかにできます。早漏な男性でも女性を満足させられるので、前戯は非常に重要です!
前戯のやり方はさまざまですが、オーソドックスな方法としては、耳や首筋、うなじなどにキスをしてパートナーの気分を徐々に高めていきます。
興奮が高まってきたと感じたら、徐々に乳首や陰部といった刺激の強い箇所を指で触ったり、キスしたりしていきましょう。
陰部は唾液が入らないように唇や舌先で上手に刺激してあげてください。指で膣内に刺激を与えながらクリトリスを舐めるのも効果的です。前戯はとにかく急がずに丁寧に、じっくりやると満足度を高められるでしょう。
≫前戯の手順やコツを詳しく解説!
唾液ローションに対して男性ができる衛生対策
性行為をする際に、男性ができる衛生対策を紹介します。日常的に意識するだけで良く、どれも難しいことではありません。
【性行為前に男性が行いたい衛生対策】
- 口内ケアをしっかりとおこなう
- 規則正しい生活を心がける
- 粘膜と粘膜の接触をできるだけ避ける
上記のうち粘膜と粘膜の接触は、性行為時に意識するだけで衛生対策になります。具体的にどのような対策をすればいいのか、確認してみましょう!
口内ケアをしっかりとおこなう
口内が不衛生になる原因の一つが、食後に増殖する口腔内細菌です。
毎日歯磨きをして口腔内細菌の増殖を抑え、細菌のかたまりである歯垢を取り除きましょう。歯垢を放っておくと歯石になり、歯磨きでは取り除きにくくなるため注意してください。
歯石がついて歯周病が発生した場合、歯科で治療を受ける必要があります。専用の機器を使用しないと、歯石が除去できないためです(※7)。
当然、歯周病がある状態では、口腔ケアができているとは言えません。口腔内細菌を含んだ唾液をローションの代用にしてしまうと、炎症のリスクがあるため気をつけてください。
参考※7:オハナ・デンタルクリニック関内|細菌を増やさないお口のケア方法:関内の歯医者さんが教えます
規則正しい生活を心がける
規則正しい生活を心がけることも、衛生対策につながります。理由は、規則正しい生活によって体の免疫力の低下を防ぎ、細菌が体に与える悪影響が少なくなるためです(※8)。
口の中の細菌と体の免疫力は、それぞれのバランスが重要になります。どちらかに偏ると虫歯になったり体調を崩したりしてしまうでしょう。規則正しい生活をするには、睡眠、食生活、運動の3つを意識してください(※9)。
成長ホルモンが分泌される夜10時に寝ると、自律神経が整いやすくなります。また、食生活は栄養バランスの良い3食を用意して、なるべく同じ時間帯に食べてください。
運動は毎日散歩するだけでも効果があります。1日6,000歩〜8,000歩ほどは歩くと良いとされています。
参考※8:免疫Navi – 大塚製薬|免疫力を下げる生活習慣 – 現代の暮らしと環境
参考※9:芦屋市 心療内科 リワークデイケア高橋心療クリニック|規則正しい生活とは?
粘膜と粘膜の接触をできるだけ避ける
粘膜と粘膜の接触をできるだけ避ければ、唾液ローションのリスクを減らせて衛生対策につながります。
前述したようにローションや潤滑ゼリー、指で責める前戯などを行い、唾液ローションをしないようにしましょう。特に指で濡らすことができれば、クンニによる唾液のリスクが減らせます。
性行為中は粘膜と粘膜の接触をゼロにはできませんが、なるべく避けておくと唾液が原因で発症する病気のリスクを軽減しやすくなります!
唾液ローションは行わずにリスクを避けてセックスしよう
女性が濡れないときにローションの代用として唾液を使う人がいますが、実は唾液ローションにはリスクがあります。唾液には多くの細菌が含まれており、男女ともに病気にかかる可能性があります。
具体的には細菌性膣炎やカンジダ膣炎、膀胱炎などになる場合があります。必ずしも性行為によって発生する症状ではありませんが、唾液ローションも原因の一つになり得るため注意が必要です。
膣周りが濡れない場合はローションや潤滑ゼリーを使うか、丁寧に時間をかけて前戯を行い、膣周りを滑らかにしましょう!
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