ピロートークで何を話す？今日からでも使える話題や例文を紹介

セックスで射精すると、男性は心地よい疲労感と幸福感で満たされます。「そのまま横になって寝たい…」そんな気分になる男性も多いでしょう。しかし、セックスの後の時間、ピロートークをないがしろにしてはいけません。

ピロートークは、女性の満足度を大きく左右します。たとえセックスで何度も女性をイカせたとしても、ピロートークの内容が悪ければ女性の満足度は大きく低下してしまいます。

本記事では、ピロートークにおけるメリット、話すべき内容と例文、話さないほうがいいネタを紹介します。これを読めばピロートークで失敗しにくくなるはずです。

パートナーと幸せなひとときを過ごすためにぜひ役立ててください。

ピロートークってなに？

ピロートークとは、セックスの後パートナーといちゃいちゃしたり、愛の言葉を交わし合ったり、といった行為を指します。「ピロートーク」という名称ですが、会話（トーク）だけでなく身体的な接触も含まれます。

ピロートークは、セックスにおいて必須ではありません。ただし、パートナーとの愛情が深まったり、お互いをより理解できたりといったメリットがあるので、「基本的にはやったほうがいい」と覚えておきましょう。

なお、ピロートークの所要時間は特に決まっておらず、パートナーと心地よいひとときが楽しめたらそれでOKです。ピロートークの時間を無理に引き延ばす必要はありません。

ただし、1〜2分で終わってしまうなど極端に短いピロートークは、パートナーに物足りなさを感じさせる可能性があるので注意しましょう。

ピロートークをしたほうがいいのはなぜ？

「ピロートークは基本的にやったほうがいい」とお伝えしましたが、その理由について詳しく解説します。

それぞれひとつずつ見ていきましょう。

淡白な印象を与えないため

男性は射精をすると満足してしまい、いわゆる”賢者タイム“となって気持ちもトーンダウンしがちです。一方、女性はイった後の余韻の時間も含めてトータルで満たされる傾向があります。

女性からすれば、数分前まで激しく愛し合っていたパートナーが会話すらしてくれないと、淡白に感じるものです。男性側に自覚がなかったとしても、「カラダ目当てだったのかな…」と悲しい気持ちになってしまいかねません。

相手との関係性やその場の雰囲気にもよりますが、ピロートークはセックスの一部と考えてぜひ取り入れてみましょう。

相手の性癖や苦手なプレイをよく知るため

「たった今セックスを終えたばかり」「ベッドの上で触れ合っている」という状況から、ピロートークは普段話せない性的な話題にも触れやすい時間です。

セックスの体位・プレイの好き・嫌いを話し合えば、次回はもっと幸せなセックスができるようになるかもしれません。

ピロートークをしないということは、パートナーの性的嗜好を聞く絶好の機会を逃すということでもあります。お互いを理解しないままセックスをすれば、知らないうちにパートナーを苦しめてしまうかもしれません。

また、なかには、恥ずかしさや気まずさが原因で、セックスについてパートナーと話し合えない人もいます。ピロートークのときは、性的なことを気軽に話せる貴重な時間だと考えて、話をしてみましょう。

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お互いのセックス満足度を高められるため

愛の言葉を交わしたり、いちゃいちゃしたり。ピロートークのやりとりは、ふたりの満足度や幸福感を高めてくれます。

セックスの幸福感から「普段以上に甘えてくる」など可愛らしいパートナーの姿が見られるかもしれません。

特に前戯やセックスのテクニックに自信がない人は、積極的にピロートークをしていきましょう。ピロートークは話したり触れ合ったりするだけでOKで、特別なテクニックは不要です。

セックスのテクニックや経験に関わらずだれにでもすぐ実践できるので、取り入れて「楽しい時間だった」とお互いが感じられるセックスを目指しましょう。

ピロートークに関する女性の体験談を紹介

ピロートークについてどう思っているか、風じゃマガジン編集部の女性メンバーの意見を聞いてみました。結果を先にお伝えすると、ピロートークの有無でセックスの印象は大きく変わるようです。

ピロートークをしたからといって性的快感は得られませんが、「愛情や心の繋がりといった精神的な満足度があがる」という声が聞かれました。

なかには、「ピロートークをしないと不安になる」という意見も。たしかに、数分前まで激しく求めてくれた人が射精後に急にそっけなくなったら、不安になってしまうのもうなずけます。

セックスを終えて脱力感や眠気を感じても、できるだけピロートークをしたほうが女性の満足度を高められるでしょう。

パートナーに喜ばれるピロートークの内容と例文

ここからは、パートナーに喜ばれるピロートークの内容を例文と一緒に紹介します。真似するだけで誰でもすぐに使えるので、ぜひ試してみてください。

ひとつずつ紹介していきます。

「好き」「愛してる」などの愛情表現

「好き」「愛してる」などの愛情表現は、何度言われても嬉しいものです。

相手の目を見つめながら言ったり、耳元でささやいたり、キスの合間に言ったりと、ひと工夫加えるのもおすすめです。また、パートナーにはセックス中に感じたポジティブな感想を伝えるのもよいでしょう。

【例文】
・顔（声）が可愛かった
・感じている顔（声）がすごくセクシーだった
・肌がすごくキレイだよね

セックス中、感じている自分の顔や喘ぎ声を「恥ずかしい」「変に思われたらどうしよう？」と不安に思う女性もいます。不安を払拭し、さらに相手を喜ばせられる褒め言葉を伝えてみましょう。

相手を気遣う発言

言えずに我慢していたことはないか相手に確認するのもおすすめです。

【例文】
・痛くなかった？
・大丈夫だった？
・嫌じゃなかった？

セックス中、本当は嫌だったことがあっても、「相手に嫌われたくない」「センシティブな内容だから言いにくい」といった理由で、言い出せない人もいます。

パートナーにセックスの悩みや不満を蓄積させてしまうと、次回以降、セックスを断られてしまう可能性もあります。また、場合によっては、それがきっかけでセックスレスになってしまうことも。

そうした事態を防ぐためにも、ピロートークで相手の不満や悩みを聞いておきましょう。

また、今後は自発的に言い出せるように「嫌なことがあったらいつでも遠慮せず言ってね」と、事前に伝えておくのもおすすめです。

特によかったプレイを具体的に伝える

ピロートークは、お互いの性的嗜好について理解を深める時間としても使えます。気持ちよかったプレイはなんだったか、今日のセックスを振り返ってみましょう。

【例文】
・途中でやってくれたあの触り方、すごく気持ちよかった
・あの体位、俺好きかも…！
・どの体位がよかった？

性的嗜好を話し合って理解し合えば、相手をもっと気持ちよくでき、次回のセックスがより満足度の高いものになるでしょう。

自分が気持ちがよかった触り方や体位を伝えたり、相手の好みを聞いてみたりしてください。

ただし、相手が恥ずかしそうにしていたり、セックスについて事細かに話すのを嫌がっている場合は、無理に聞かないでください。自分だけ盛り上がるのではなく、相手のテンションにあわせて会話をつないでいきましょう。

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日頃の感謝やポジティブな感想

セックスの後「私とのセックスで彼はよろこんでいるのかな？」「ガッカリしていないかな？」と不安に思う女性もいます。ピロートークでポジティブな感想を伝えて、そんな気持ちを払拭させましょう。

【例文】
・今すごい幸せ
・気持ちよかった
・最高すぎる！

ポジティブな気持ちは積極的に伝えて、「満たされている」という気持ちを共有してください。そうすることで、相手の不安を和らげ、セックスに対して好印象を与えられます。

また、ピロートークで話す内容は、セックスに関すること以外でもOKです。

【例文】
・いつも気にかけてくれてありがとう
・そういえばこの前〇〇してくれたよね。嬉しかったよ
・そういう優しいところ、本当に尊敬するし大好き
・やっぱりいつ見ても可愛いね

セックス直後の幸せな状態は、何気ない言葉でもうれしく感じられます。日頃の感謝や相手の好きなところを伝えて、ピロートークをより幸せな時間にしましょう。

ピロートークで話さないほうがいい話題

ピロートークはなるべく取り入れたいものですが、幸せなピロートークを台無しにしてしまうようなNGな話題もあります。

「セックスを終えて幸せな雰囲気から、たったひとことで気まずいムードに…」といった展開にならないように、以下の話題は避けてください。

ひとつずつ見ていきましょう。

体型やセックス中の言動をイジる

セックスが終わったあと、幸せな気持ちでベッドに横になっている状況を想像してください。

そのとき「最近お腹だらしないね（笑）」「喘ぎ声デカすぎ（笑）」とイジるようなことを言われたら、あまりいい気持ちはしないですよね。せっかくの幸せな気分も台無しです。

なかには、イジられても笑い飛ばせる人もいるでしょう。しかし、体型やセックス中の言動はセンシティブで、冗談として受け流せず傷ついてしまう人もいます。

ピロートークで体系について触れるのであれば、ポジティブな内容にしましょう。

プレイに対するダメ出し

セックスに対する願望、やって欲しいこと、やめて欲しいことは、お互いに我慢せず伝え合うべきです。ただし、ダメ出しのような言い方にならないように注意してください。

「もうちょっとフェラうまくなろう？」「騎乗位ヘタすぎ」といった厳しい言い方は、パートナーを傷つけてしまう可能性があります。

代わりに「足をもっと開いてもらえると、動きやすいかも！」と具体的かつポジティブに伝えましょう。言葉のニュアンスひとつで印象は大きく変わります。

相手のことばかり質問する

ピロートークは、お互いの性癖やフェチなど、セックスに関して話し合えるひとときです。普段セックスについてあまり話さないカップルも、比較的話しやすいでしょう。

ただし「これどうだった？」「あれは気持ちよかった？」「他にどんなプレイをやりたい？」と相手に質問ばかりするのはやめましょう。前のめりで必死な姿に、パートナーは引いてしまうかもしれません。

自身の性癖や好きなプレイの話も混ぜながら、会話が一方通行にならないように注意してください。

込み入った話題や気分が重くなる話

たとえば、込み入った人間関係に関する相談や親族の不幸、頭をとても使う話などはピロートーク中の話題としては不向きです。

パートナーと共有すべき重要な内容であっても、幸せなピロートークのひとときにわざわざ話す必要はありません。日を改めてきちんと話したほうが、パートナーも受け入れやすいでしょう。

大事な約束や先がわからない話

相手との関係性にもよりますが、将来について話すときは不用意な発言にならないよう注意しましょう。たとえば「結婚したい」「子供何人作ろっか？」など、結婚や子供に関する話題です。

セックスによる強烈な幸福感に後押しされて、つい先がわからない将来の話をしてしまう人もいます。ただし、考えなしにポロッと軽はずみな発言は、軽薄な印象を与えたり、女性を騙すような発言になったりする可能性があります。

「あのとき結婚するって言ったじゃん！」など、のちのち揉めることがないように気をつけてください。

ピロートークでもっと素敵な関係に

ピロートークは、セックスのトータル満足度を高めるほか、相手との関係が深まったり、お互いの性的嗜好を知れたりする時間です。

ピロートークをしないと、「冷たい」「カラダ目当てなのかな？」と思われてしまう可能性もあります。そのため、「射精して終わり」ではなく、ピロートークも手を抜かずにやりましょう。

ピロートークをするうえで、特別なテクニックや経験値は必要ありません。本記事で紹介したようなNGの話題を避け、何気ない言葉のやりとりやいちゃいちゃを楽しむだけです。

セックス後のピロートークを忘れずに、もっと素敵な関係を目指しましょう！